腎臓病改善はクレアチニン値を下げる必要がある

食事を基にして得たたんぱく質は、体を動かすためのエネルギーへと変化しますが、幾らかは老廃物になり血液中に留まります。血液は腎臓でろ過され、残った老廃物は尿とともに体外へ出されます。たんぱく質を摂りすぎると、老廃物が多くなって、腎臓への負担が増えてしまうでしょう。腎機能を保つためにも、無用なたんぱく質は摂らない方が良いのです。とは言え、たんぱく質は人間の体にとって大切な栄養素であるため、全く摂らない所以にはいけません。慢性腎臓病(2002年に、米国腎臓財団が提唱した概念です)に関しては、腎臓の機能が明りょうに改善することは少ないので、体内のカリウムを体の外へ排泄する力がだんだんと落ちていき、カリウムの摂取と排泄のバランスを保つために排泄されるカリウムの量に応じて、摂取量を減らすことが肝心です。野菜ジュースは、野菜や果物を濃縮した状態になっているので、生のままの野菜や果物と比較すると多量のカリウムがふくまれています。その影響で、腎機能が低下している患者さんが、野菜ジュースを常時摂取している場合には高カリウム血症を呈する危険性が多くなります。お肉・お魚・たまご・豆腐については一度に多量のたんぱく質を摂取してしまうでしょうし、食べ過ぎないように工夫する必要があります。甘いものには意外に数多くのたんぱく質がふくまれているのです。オヤツは製造過程で小豆や牛乳・卵が使用されているので、エネルギーが欲しいからと言って一気に食べると、余分なたんぱく質を摂取する事となっているのです。例を挙げれば、ショートケーキ1つでも卵1個相当のたんぱく質が含有されています。毎日の食事についてどんな食品をどのくらい摂ればよいか、メニューに関するアイデアや、減塩のポイントなどを教えます。治療用特殊食品の使用は、低たんぱく食事療法の基本となっているのですので、それらに関する情報の提供や指導もしていきます。患者さんが実際にどれくらいのたんぱく質や食塩を摂取しているかをチェックします。1日24時間の蓄尿の検査から計算します。日中に排出された尿の中の尿素窒素やナトリウムの量を計算することによって、体内へのたんぱく質や食塩の摂取量を理解することができるのです。腎臓病の食事療法の目的は、腎臓病の悪化を食い止める事と、体調を良好に保つことにあります。透析が必要無い保存期の間は、食事療法次第で腎不全の進行ペースを抑えられ、透析導入を遅らせることができるのです。加えて、透析を始めても、できる限り健康体で透析をするために、食事療法は重要視されます。カリウムは水に流出しやすいので野菜・芋類を含んだ食事をつくる場合、細かく切り分けて茹でこぼし或いは水さらしを済ませてから調理を始めましょう。茹でる事で無くせるカリウムの値は、使用する食品の種類や調理の際の水分量・形状・所要時間によって変化が見られます。ベースとしてはほうれん草などの緑黄色野菜の場合45%、いんげん等の未熟豆類で30%近く除外可能です。細かくカットする、茹でこぼしを怠らない、きっちり搾る等手を加えれば、その分効力は発揮されます。体における3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質が存在します。糖質と脂質は体内で燃焼されることにより水と二酸化炭素に変化し、腎臓や肺から排泄されやすいのですが、たんぱく質は分解されると約7~8割が窒素を有する余計な老廃物に変移するため、排泄のタイミングで多少なりに腎臓に負荷が生じます。この事から、たんぱく質の摂取量には注意する必要があります。体を維持するための最小限のたんぱく質は体重1kg当たり0.6g/日が必要とされ、一日分に変換した場合30~40gとなっているのです。CKD治療の柱は薬物治療と食事療法になり、これらの積極的な管理がCKDの進行を抑制します。食事療法に関しては減塩と蛋白制限が軸となり、減塩食は高血圧において治療をしやすくし、蛋白制限食につては腎臓の機能低下を抑える効果が得られています。CKDステージ3であれば減塩6g/日・蛋白制限 0.6g/kg×体重/日を推奨していますが、日本人の平均的な塩分・蛋白の摂取量にくらべると約半分であるせいで、いわゆる蛋白制限食は不味い、その他にもカロリーが不足するなどで、実行に移せない方がたくさんいます。近年、腎臓の働きが悪くなる方が増加し問題となっています。この腎臓という臓器は背中のあたりに左右一つずつあり尿を作り体内で必要のなくなった老廃物を体外に排出したり、電解質の調整を行ったり、さらに血液が酸性に傾かないようにしたり、血圧をコントロールしたり、赤血球をつくる働きをしたり、たいへん重要な働きを私立ちの体の中で行っています。腎臓病治療は当然病院で相応の対処も必要ですが、それ以前に、日頃の食生活習慣を見直すことが大切です。現在推奨されているタンパク摂取量は、標準体重あたり1kgにつき0.8g程度になります。60kg前後を標準体重とすると、おおよその蛋白摂取量は一日50g程度になります。たとえば、食品にふくまれる蛋白の量をしりたいときは食品標準成分表を参考にしてもらえばよいと思います。蛋白量に関する食事療法については、栄養士の指導で色々な工夫について知ることができるのです。開業医さんで食事指導をうけられないときは、近くで腎臓内科のある病院を紹介してもらって、そこで専門的な意見を伺うこともよいかと思います。よく読まれてるサイト⇒クレアチニン値を下げる